米軍と海自が共同使用する厚木基地近くの木材保管工場から黒煙があがり、爆発も起きて火柱が立ち上った。散歩中の男性が「ただ事ではない」と撮影。通報で消防車7台が出動した。

深夜に工場が爆発し火の勢いが増す

神奈川・綾瀬市で8日午後11時半頃、散歩中の男性がカメラが捉えたのは、モクモクと立ち上る黒煙と、音を立てて激しく燃え上がる炎だ。

炎は時折、爆発するように噴き出し、火の勢いは次第に強くなって行った。

撮影者は「これはただ事じゃないな、最初は結構小さい火だったが、1回ボーンって爆発した直後から一気に火柱が上がった」と話す。

当時、｢工場が燃えている」と119番通報があった。

火災が発生したのは、アメリカ軍と海上自衛隊が共同使用する厚木基地の北側に隣接する工場で、施設内には大量の木材が保管されていたという。

消防車など7台出動で鎮火も火災原因は不明

撮影者は「これはまずいなって、本当に命の危機を感じます。これが風向き逆だったら、自分たちの家が燃えていたのでちょっと怖いなと思いますね」と話した。

消防車など7台が出動、火は1時間ほどでほぼ消し止められ、幸いにもけが人はいないという。

警察は詳しい出火原因を調べている。
（「イット！」4月9日放送より）