善光寺大本願の新しい住職に川名観惠上人が就任しました。会見では「多くの人が幸せに暮らせるよう念じていきたい」と語りました。
善光寺大本願の新しい住職に就任したのは第122世・川名観惠上人です。
東京都生まれの85歳で、1997年から東京の青山善光寺の住職を務め、2014年から大本願の副住職も兼務していました。
9日朝は住職として初めての「お朝事」に臨み、参拝者の頭に数珠で触れて功徳を授ける「お数珠頂戴」も行いました。
参列者:
「将来が明るくなりました」
「前も一度来たんですけど、それ以上にきょうはありがたみがありました」
善光寺大本願の新住職・川名観惠上人:
「これからこうして善光寺の阿弥陀如来様にお守りいただけることを願いつつ登らせていただきました」
28年間務めた鷹司誓玉上人に代わってトップの重責を担うことになる川名上人。会見では次のように語りました。
善光寺大本願の新住職・川名観惠上人:
「戦争のない平和な世界になるよう、多くの方々が幸せに暮らせるように念じつつ、つとめてまいりたい」