任期満了に伴う秋田市長選挙で初当選した沼谷純氏に8日、秋田市選挙管理委員会から当選証書が手渡されました。
元秋田県議会議員の沼谷純氏（52）は、現職の穂積志氏に約4万6000票の大差をつけて初当選を果たしました。
8日は秋田市役所で当選証書の付与が行われ、秋田市選挙管理委員会の古谷薫委員長から沼谷氏に当選証書が手渡されました。
秋田市長選で新人が現職を破るのは54年ぶり。選挙戦で沼谷氏は「秋田市を前進させる」と訴え、市民と対話を重ねることで市の課題解決に取り組む姿勢を強調しました。
沼谷氏は「まずは市役所の皆さんといろいろな話がしたい。『やりたかったけれどできなかった』とか『こういうことをやってみたい』など、いろいろなアイデアを市役所の皆さんも持っていると思う。現職が再選を目指すということで、当然これまでの関係性という意味では多くの議員が現職の支援をしていた。それは普通のことだと思う。それはそれとしてノーサイドということで、今度は僕の方から議員にいろいろと提案や相談をしながら、しっかり対話をして進めていくという気持ち」と意気込みました。
沼谷氏の任期は4月12日からの4年間で、4月14日に初登庁します。
