大阪・吹田市で3月、車の合流をめぐる一触即発の瞬間が記録された。左から強引に割り込んできた青い車に対し、白い車が急ブレーキで回避。今度は白い車が仕返しのように前方へ割り込んで急ブレーキをかけるなど、緊迫したやりとりが展開された。撮影者は「譲り合いの気持ちがあれば、事故は防げる」と冷静に語っている。
強引な合流で衝突寸前の危機
大阪・吹田市で3月4日午後2時前、撮影者は“運転中はゆずり合いの気持ちを持ちましょう”と感じる瞬間に遭遇した。

左から合流してきた青の車が、隣の車線に車がいるにも関わらず無理矢理進入してきた。白の車はとっさにブレーキを踏み、右に回避。衝突してもおかしくない危険な状況だった。
撮影者は青い車について、「車間がないところに突っ込もうとしていったので、『あいつ、すごいな』と思った。まず『普通、そこに入るか?』って感じで。で、入ってしまったので、まずそれにびっくりした」と語っている。
強引な割り込みに仕返しのようなブレーキ
しかし、事態はこれだけでは終わらなかった。

今度は白の車が“絶対に譲れない”と言わんばかりに、無理やり青の車の前に入ってブレーキをかけた。
この瞬間について撮影者は、「ガッシャーンじゃないけど、接触したような音は聞こえたような気がする。もしかしたら当たらずに、止まれているかもしれないけど、その可能性はすごい低いと思う」と話している。

また、撮影者によると2台はそのまま道路に止まったようにみえたという。
事故を改めて振り返り、「譲り合いですよね、早い話が、合流前後の時は。だからどっちかがそんな急いでいかんでもね。お互いちょっとどうぞという感覚をお互いが持っていれば、事故、絶対起きないですよ」と譲り合いの意識を持って運転すべきと語っている。
(「イット!」 4月7日放送より)
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