福岡県と埼玉県で、ドライバーのすぐ後ろで発生した“右直事故”の瞬間が相次いでカメラに捉えられた。一方の事故では車が大きく破損し、けが人も出ている。巻き込まれていてもおかしくない距離で起きた事故に、それぞれの撮影者は恐怖を感じており、車の危険性を改めて実感している。
真後ろの交差点で“ドン”右直事故が発生
福岡・広川町の交差点で3月9日午後4時頃に撮影されたのは、衝突事故の瞬間だ。当時、撮影者であるドライバーは、現場の交差点を左折しようとしていた。

しかし次の瞬間、なんと、すぐ後ろで右折する車と直進してきた車が“ドン!”という音を立ててぶつかった。
真後ろで起きた事故にドライバーも思わず、「あー!事故った、今!あいやー!!」と声をあげ、驚いていた様子だ。

事故の瞬間、黒い車はぶつかった衝撃で跳ね上がり、半回転。部品も外れているようにみられた。
ドライバーは事故を振り返り、「ガッシャーンと大きな音がして、何が起きたのか最初は分からなかったです。時間が少しでもずれていたら、自分も巻き込まれていたかもと思うと怖かったです」と恐怖を語っている。
警察によると、白い車を運転していたドライバーが軽いけがをしたという。
渋滞中の道路で“右直事故”に撮影者驚愕
さいたま市では3月20日午前11時過ぎ、こちらでもドライバーの後ろで起きた危険な事故の瞬間がカメラに捉えられていた。撮影者は渋滞中の道路で止まっていたところだった。
しかし次の瞬間、聞こえてきたのは「あ!事故った!」と叫ぶ撮影者の驚きの声だ。

撮影者の目の前で起きたのは右折した赤い車と直進していた白い車が衝突する、いわゆる“右直事故”の瞬間だった。
撮影者は事故を目の当たりにし、「もう1台(自分の車が)後ろだったら、もしかしたら自分にも衝突されたのかもしれない。(車の)陰になる場合は、お互い徐行しないとこういうことが起きるんだなっていう教訓ですね」と語っている。
(「イット!」 4月7日放送より)