6日に投開票が行われた秋田市長選挙は、元県議会議員で新人の沼谷純氏が現職との一騎打ちを制しました。

開票結果は、新人の沼谷純氏(52)が9万8049票を獲得。5期目を目指した現職の穂積志氏(68)に大差をつけ、初当選を果たしました。

沼谷氏は秋田市出身の52歳。県議を3期目途中で辞職し、前回2021年の秋田市長選に立候補しましたが落選していました。再び県議を経て、2度目の挑戦で悲願の当選です。

選挙戦では「停滞から前進へ」をスローガンに掲げて新しい市政を強調しました。

沼谷純氏:
「市民・県民が暮らしている現状の中で、閉塞感・課題が多いという中で、何とかしてほしいという思いの表れが“変化”あるいは“若い人間に思い切ってやってみてほしい”と託す思いがあったように感じる。市民と対話をしていくし、市民の代表である市議会議員とも対話を重ねていくことで、しっかりと予算・事業は前に進めていけると思う」

なお、秋田市長選の最終の投票率は60.39%で、前回選挙を7.8ポイント上回りました。

秋田テレビ
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