千葉市の高速道路で3月、トラックの急な車線変更で乗用車が中央分離帯に激突する恐怖の瞬間がカメラに捉えられた。車は衝撃でフロントガラスには大きなヒビが入り、車内にはエアバッグの煙が充満。幸いにもケガ人はいなかったものの、一歩間違えば多重事故にもつながりかねない状況だった。ドライバーは命の危険を感じたと話している。
高速道路でトラックが突然車線変更
千葉市の高速道路で3月17日午前8時頃に撮影されたのは、恐怖の瞬間だった。
当時、ドライバーは追い越し車線を走っていた。しかし次の瞬間、左車線のトラックが突然、車線変更。

この時、撮影者はトラックと中央分離帯に挟まれ、逃げ場なしの状態。
現場で撮影者は、「ちょっと自分も何が起こったのかなっていう感じで。本当に命の危険を感じましたね」と語っている。

迫るトラックをドライバーが避けようとしたところ、中央分離帯に乗り上げてコントロール不能になってしまう。そして、最終的に分離帯に衝突した。
避けようのない衝突…車大破もケガ人なし
事故の瞬間について撮影者は、「車体が本当に浮き上がった感じで、一瞬でエアバッグとかが出て止まったっていう形」と話している。

また、事故後、車は衝撃でフロントガラスには大きなヒビが入り、ワイパーが動きっぱなしになっていた。また、車内にはエアバッグの煙が充満していた。
撮影者によると、「避けようがほぼなくて。何で(ウインカーを)出したと同時に車線変更してきたのかなと…」と語っている。

映像ではトラックがウィンカーを出すと、ほぼ同時に車線変更しているようにみえる。一歩間違えば、多重事故にもつながりかねない危険な状況だった。
警察によると、この事故によるケガ人はなし。物損事故として処理したという。
(「イット!」 4月4日放送より)
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