秩父市と宇都宮市で信号無視による危険運転と衝突事故が発生し、相次いでカメラに捉えられた。秩父では信号無視のうえヘッドライトを消す“ごまかし運転”、宇都宮では交差点でのトラックと乗用車の激突事故が発生。撮影者は目の前で起きた事故に怯えつつも、改めて交通ルールの重要性を再認識したという。
信号無視もしながら“ごまかし運転”する車
埼玉・秩父市で午前3時過ぎ、信号無視の瞬間が撮影された。
それは、交差点の信号が赤に変わった時だった。

撮影者は後ろを走っていた車は止まるだろうと思っていたが、止まることなく交差点を駆け抜けてきた。しかも、撮影者によると奇妙な行動をしていたという。

信号無視を「なかったことに」とでも思っているのか、よく見ると、交差点の手前でヘッドライトをオフ。さらに数十m走ったところでまた点灯していた。
撮影者は、「被害があったわけではないからいいが、おかしい行動はしないでほしい」と話している。
交差点で赤信号無視…衝突事故に発展
一方、栃木・宇都宮市の交差点で3月24日午後1時過ぎには、事故の瞬間がカメラに捉えられていた。

撮影者のいた車線の信号が青に変わった瞬間、左から現れたトラックがスピードを緩めることなく、正面から向かってきた黒い車と激突した。
トラックは車を引きずり、交差点のど真ん中でようやく止まった。

撮影者は、「左の視野からトラックが急に現れて、ガシャンって。完全に赤になっているタイミングでしたので…」と語っている。
事故直後、トラックの運転手は慌てているように見えたという。

また、事故を目の当たりにした撮影者は、「自分も運転する時に正面だけでなく、横から来る車を見なきゃいけないと実感した」と話している。
(「イット!」 4月4日放送より)
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