横浜市の交差点で、右折レーンを直進する強引なトラックがカメラに捉えられた。衝突寸前の場面もみられ、撮影者は危険を指摘している。さらに川崎市では雨の中、車の影から歩行者が飛び出す危険な瞬間も確認されていた。急ブレーキで事故は回避されたが、歩行者は軽く会釈するのみだった。

交差点でトラックが危険な直進

神奈川・横浜市の交差点で3月15日午前11時半頃、あまりにも強引に進む車が撮影された。

車を目の当たりにした撮影者は「危なかったですね。あんな動きをして出てくるとは思わなかったので」と振り返る。

当時、信号の色が変わり、対向車線では白い車が停止しようとしていたところだった。その時、後ろを走るトラックが右折レーンに移ると、白い車を強引に追い越し、そのまま交差点を直進していった。

撮影者は「非常に危険というか、ちょっと自己中心的というか…普通にもうぶつかりそうだったので」と話す。

さらにナンバープレートは、いわゆる黒ナンバーで、仕事の最中だったとみられる。

黒ナンバーの車について撮影者は「時間に追われていて色々大変なのかなと。安全に運転していただきたいなと思いました」とした。

雨の中で…歩行者が傘片手に“飛び出し”

強引なのは車に限った話ではなかった。

神奈川・川崎市では3月5日午前8時頃、雨で視界が悪い道路を走行中、車の影から傘を差した人が“ひょっこり”と飛び出してきたのだ。

当時を振り返り、撮影者は「ありえないところから人が飛び出てきて、髪の毛が逆立つほどびっくりしました」と話した。

撮影者は慌てて急ブレーキを踏み停止したが、飛び出した歩行者は「特に悪びれた様子もなく、簡単に会釈だけして普通に歩いて行きました」と語っている。

車、徒歩を問わず、事故に繋がりかねない強引な行動は控え、慎重な行動を心がけることが大切だ。
（「イット！」 4月3日放送より）