開園100周年を控えた小諸市動物園(長野県小諸市)です。大規模な改修工事で休園が続いていましたが、4月1日から春限定でプレオープン。新しい仲間も加わり、ますますにぎやかです。

来年100周年を迎える小諸市動物園。改修工事のため休園していましたが、4月1日、4カ月ぶりにオープンしました。

親子連れを待っていたのは動物だけではありません。園内にはしだれ桜も咲いていました。いよいよ春本番です。

来園者:
「きれいで、たくさん動物がいて、子どもたちはとても楽しんでいます」

広々としたこちらには、休園中に加わった仲間がいました。

市内の温泉施設が寄贈したポニーの「ポン太」と「モカ」。引っ越しの様子はニュースでも紹介しました。

園のポニーは3頭になり、1日は代わる代わる柵に近寄って、人懐っこくあいさつしていました。

姉妹(川崎から):
「思ったより大きかった」
「すごい楽しかった」

兄弟:
「背中かいてるところとか、かわいかった」
「もっと速く走って、大きくなってほしい」

男の子:
「(見ていると)疲れが和らいだり、安らいだり、そんな感じ。動物の過ごす環境がすごく整っていていいと思いました」

大正15年(1926年)に開園し、県内では最古の動物園。100周年を迎える2026年4月のグランドオープンに向け、大規模な改修工事が行われています。

今回は春限定、2カ月間オープンします。

懐古園事務所・萩原祐樹さん:
「子どもたちの声を聞くと開園してよかった。何世代も来ていただく家族も多い。ちょっと遠のいた足を、久々にまた来たいと思ってもらえれば」

プレオープンは5月31日まで。動物たちと一緒に春を満喫できそうです。

長野放送
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