ミャンマー中部を震源とした大地震で、軍事政権は死者が3000人を超える見通しを示した。

ミャンマー中部で3月28日に発生した地震について、地元メディアによると軍事政権は2719人が死亡したと明らかにした。

また、441人が安否不明で、犠牲者が3000人を超える見通しを示した。

一方、国軍と対立し、一部の地域を支配する民主派組織「NUG(国民統一政府)」は、被災者が856万人に上ると発表した。
被災地では地震が続いていて、人々は建物の倒壊を恐れ屋外での避難生活を余儀なくされている。

タイの首都バンコクで建設中のビルが倒壊した現場では、これまでに14人が死亡、73人と連絡が取れておらず、救出活動が続いている。
そんな中、日本の国際緊急援助隊・医療チームが被災者の支援にあたるため、2日未明、羽田空港を出発した。

国際緊急援助隊・医療チーム 矢間秀行団長:
現地の人の心に寄り添った支援、これを精いっぱい心がけたいと思います。

医療チームは、JICA(国際協力機構)や外務省に登録されている医師や看護師など合わせて32人で、マンダレーか周辺地域に拠点を設け、医療支援にあたる見通しだ。
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