愛媛県で33歳の男が自宅に火をつけた疑いで現行犯逮捕された。この火災で、男の自宅と近隣住宅の計3棟が全焼。男は「私が放火した」と自ら通報しており、警察は動機などを詳しく調べている。
自宅への放火で隣接した3棟が全焼
オレンジ色の炎に覆い尽くされた愛媛・今治市の住宅。

火災の原因は放火。
1日正午ごろ送検された造船工の西濱龍介容疑者(33)は、自宅に火をつけ全焼させた現行犯で逮捕されていた。
西濱容疑者の自宅から上がった火の手が上がったのは3月30日午後10時15分頃。隣接する住宅にも燃え移り、合わせて3棟が全焼した。
「私が放火した」と自ら110番通報
近隣住民は「テレビ見よったんですよ、そしたら外から音がして。何だろう?と思ったら、窓から火が燃えててびっくり」と話す。

また、他の近隣住民も「ゴミ出ししよったら、道が煙、霧みたいになっとったけえ、何?と思ってのぞき込んだら燃えてる」と話していた。
近隣住民が火事に恐怖する中、西濱容疑者は自ら「私が放火して燃やした」と110番通報し、その後、駆け付けた警察官により現行犯逮捕された。

全焼した住宅のうち1棟には、70代の女性が住んでいたが、逃げ出したためケガはなかった。警察は、動機などを詳しく調べている。
(「イット!」4月1日放送より)
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