新年度となり犯罪対策を強化します。インターネットを悪用したサイバー犯罪への対応力を高めようと、香川県警は4月1日、「サイバー・情報管理局」を発足させました。

発足式には、香川県警の岡本慎一郎本部長や「サイバー・情報管理局」に所属する警察官らが出席しました。岡本本部長は「深刻化するサイバー事案に対する的確な取り締まりなどを一層推進してほしい」と訓示しました。

この部署は、生活安全部の「サイバー犯罪対策課」と、警察の情報を管理する警務部の「情報管理課」を一つに統合したもので、激増するサイバー犯罪の捜査などにあたります。

県内で検挙されたサイバー犯罪は2024年に253件と、2023年と比べて71件増加しているということです。

(香川県警サイバー・情報管理局 細川哲男局長)
「これまでサイバー事案に関する捜査・基盤整備は異なる部門で担っていたが、それを一体化して運用することで、サイバー関連業務のさらなる強化を図っていく」

この部署では約50人の体制で捜査に臨みます。

岡山放送
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