元タレントの中居正広氏と女性とのトラブルに端を発した一連の問題をめぐり、フジテレビとフジ・メディア・ホールディングス(FMH)が設置した外部の弁護士でつくる第三者委員会が31日報告書を公表しました。

報告書の中で日枝氏の経営責任について、「日枝氏はトップ人事を決めていた」「長年にわたる功績と経営中枢への関与から、現在でもフジテレビの経営に強い影響力を及ぼしており、フジテレビの組織風土の醸成に与えた影響は大きいと言える」と指摘しています。

委員長を務めた竹内朗弁護士は、質疑応答の中で、日枝氏について、影響力を行使して人事を決めていたとの指摘に対して説明責任はあるのかという問いに対しては、「あるかないかで言えばあるということになる」と説明しました。

その上で「社長人事は最終的には取締役会にも責任はある」「取締役全員に説明責任がある」と説明しています。

プライムオンライン編集部
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