茨城・笠間市で大量の大麻草を販売目的で栽培していた疑いで、28日にベトナム国籍の男が逮捕された。男は建物内で大麻草323本を育てていたとみられる。近隣住民から「黒い煙がみえる」という火災通報で消防が出動し、大麻草発覚に至った。
警察は組織的犯行の可能性を視野に捜査を進めている。

建物で大麻草323本を栽培か

茨城・笠間市で28日午前、警察署でカメラが捉えたカメラを見つめる男は、ベトナム国籍で自称アルバイトのチャン・ヴァン・ビエン容疑者(34)だ。
大麻草323本を販売目的で栽培した疑いがもたれている。

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チャン容疑者は大量の大麻草を栽培していたとみられ、多数のLEDや植木鉢なども同時に押収された。

大麻草が栽培されていた建物の外には、多くのゴミなどが放置されていた一方、建物には不釣り合いな、比較的新しい防犯カメラの存在を知らせるシールが貼られていた。

アジトに見えない建物も「黒い煙がみえます」で発覚

一見、大麻栽培のアジトとは分からない建物だったにもかかわらず、発覚したきっかけは、近隣住民からの「黒い煙がみえます」という通報だった。

火災の通報を受け、消防などが駆け付けると、建物の中から大量の大麻草が発見されたという。

警察は、組織的な犯行の可能性もあるとみて捜査を進めている。
(「イット!」3月28日放送より)

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