公明党の斉藤代表は28日の記者会見で、「石破首相が来年度予算案の成立後に『強力な物価高対策を打ち出す』と語った」と説明したことについて、「参院で予算案が審議されている状況の中で、不適切な発言であったと私自身反省している。申し訳なかった」と述べた。
斉藤代表は、25日に石破首相と会食した後、記者団に対し、会談では米の価格高騰やガソリン税の暫定税率廃止が話題になり、石破首相が予算案の成立後に「強力な物価高対策を打ち出す」考えを示したことを明らかにした。
斉藤代表は会見で、会食での石破首相の発言について、「これまでの補正予算や来年度予算案に示されている景気対策、物価高対策をしっかりやっていく。予算案以外のことでも、いろいろやることがある。そういうことをしっかりやっていこうという趣旨だった」と述べた。
その上で、「予算案審議の途中に誤解を招きやすい発言をしたことに対して深く反省している」と述べた。