26日、関西に「春の便り」が届いた。
一番乗りは26日朝、桜の開花が発表された和歌山県だ。
近畿各地の桜はいつ咲くのだろうか?

■桜の開花 近畿では和歌山県が一番乗り!
気象台の職員:1、2、3、4、5、6、7…。
午前10時ごろ、和歌山県の開花の目安となっている、和歌山市の紀三井寺にある標本木の「ソメイヨシノ」。
10輪ほどの桜が咲いていることを気象台の職員が確認した。
標本木の5輪以上の花が開くと、「開花発表」となり、ことしは、和歌山が、近畿地方では最も早い開花となった。
5日連続で見に来ていた:毎日来て、咲かへんか見ていた。おぉ、咲きよった!って。
和歌山の開花は去年より4日早く、平年より2日遅くなっている。

さらに、徳島でも。
双眼鏡を使ってじっくり探すと…。
徳島地方気象台の職員:今、観測しまして5~6輪以上、開花。
去年より6日早い開花となった。

■大阪の開花は?「あすには確実に開花するだろう」
記者リポート:初夏のような、汗ばむ陽気の大阪、果たして桜の開花は発表されるだろうか。
26日の大阪の最高気温は24度と、季節外れ。5月上旬並みのポカポカ陽気。
これは期待できそうだ。
大阪管区気象台の職員:見たところ2輪。
先週、寒い日が続いたことが影響しているようで、開花の発表はおあずけとなった。
大阪管区気象台の職員:かなり膨らんでいる蕾(つぼみ)が多いので、あすには確実に開花するだろう。

また、京都の二条城にある標本木は、まだ一輪も咲いていなかった。
27日も初夏のような暖かさが続くため、各地で桜の開花がすすみそうだ。
(関西テレビ「newsランナー」2025年3月26日放送)
