東京・立川市で、白バイと暴走バイクの“バイクチェイス”がカメラに捉えられた。2人乗りのバイクは歩道を時速60km近いスピードで暴走。その後ろを白バイがサイレンを鳴らしながら追跡していた。撮影者は「歩行者が轢かれそうで怖かった」と語り、白バイ2台が緊急走行で逆走する場面もあった。

歩道を猛スピードで暴走するバイク

東京・立川市で17日午後4時頃に撮影されたのは、ハリウッド映画さながらの暴走する2人乗りバイクと、それを追いかける白バイによる、“バイクチェイス”の瞬間だ。

「アメリカのカーチェイスみたい」と撮影者は驚いた様子で語っている。

この時、暴走バイクが走行していたのは、なんと歩道だ。白バイ2台はサイレンを鳴らしながら緊急走行し、違反車両の追跡のため、やむを得ず逆走していた。

バイクの逃走劇を見ていた撮影者は、「（歩道で）普通に60kmくらい多分出ている。轢かれたらどうするだろう…事故がなくて本当に良かったなって思います」と語っている。

歩道には歩行者の姿もあり、暴走バイクはぶつかるギリギリのところを駆け抜けていた。

暴走バイクの逃走…捜査状況は明かされず

撮影者によると、暴走バイクに乗っていたのは若い男性2人で、その後も歩道で10分ほど“バイクチェイス”が続いたという。

当時追跡していた警視庁の交通機動隊は、「バイクの違反内容やその後の捜査状況については答えられない」とコメントしている。
（「イット！」 3月20日放送より）