国民民主党の玉木代表は、石破首相の10万円商品券配布問題について、「10万円ポーンと渡すことの感覚は今の国民から理解されない」と石破首相の対応を批判した。
玉木代表は20日、静岡市内で記者団の取材に対し、石破首相の商品券配布について、10万円を渡した対応を批判した。さらに「商品券の問題ばかり国会の議論の時間が奪われて、年金問題、外交安全保障などに不安がある中、国家の本質的な議論ができなくなっていることが一番の問題だ」と苦言を呈した。
また石破首相に対して、衆議院の政治倫理審査会に「すぐに出て弁明して、国政の重要課題に集中できる環境を整えるのがトップリーダーの仕事だ」と要求し、「石破首相の判断が遅い」と重ねて批判した。