アメリカ・カリフォルニア州で、ナタを手に警察署のパトカーを襲撃する男の姿がカメラに捉えられた。警察官は、警告を無視してナタを手放さずに向かってきた男にやむなく発砲、男は死亡した。一方、バージニア州では、刃渡り1mの“ロングソード”を持ち歩く男が小学校近くで目撃され、警察官に確保された。
警察署でナタを振り回し挑発…男は射殺
アメリカ・カリフォルニア州で1月、真夜中の警察署で目撃されたのは、コートを羽織った男。

男は駐車場のパトカーに近づくと、ガンガンと何度も叩き付ける。男が持っていたのは、巨大なナタだった。
響き渡った音に、別のパトカーに乗っていた警察官が気が付いた。その警察官の体につけられたカメラの映像には、“ナタ男”の異様な様子が捉えられていた。

「今すぐ地面に伏せろ!」と命令する警察官に対し、男は銃を向けられても、“撃てよ”と言わんばかりに両手を広げ、挑発。さらにナタを手放すことなく向かってきたのだ。
警察官はやむなく発砲し、男は死亡。警察官などにケガはなかった。男が振り下ろしていたナタの刃渡りは約40cmもあった。
“ロングソード”男…非致死弾で警告し確保
1月にはバージニア州で、ナタよりもはるかに長い刃物を持ち歩く男が目撃されていた。

現場に急行した警察官が目にしたのは、フードをかぶった男。男が手にしていたのは、刃渡り1m近くはあるとみられる長い剣、いわゆる“ロングソード”だ。
現場は小学校の通学路で、銃を使うのは危険な状況。どうやって取り押さえたのか…。

警察官:
“お手玉”をくらいたいか?
警察官が撃つぞと警告していたのは、“お手玉”ショットガンだ。弾を布の袋に詰めることで、殺傷能力をおさえた武器だ。
撃たれたくなかったのか、その後、男はロングソードを手放し、警察に確保された。
(「イット!」 3月17日放送より)
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