ロシアの首都モスクワ中心部に14日ドローンが飛来し、集合住宅が被害を受けました。
ロシア国防省は14日、西部ブリャンスク州など各地でウクライナのドローン28機を撃墜したと発表しました。

モスクワ中心部ではキエフスカヤ駅近くの集合住宅で屋根の一部か落下しているのが見つかり、FSB=ロシア連邦保安庁の職員が現場を訪れ状況を確認しました。
屋根の損傷はドローンの破片によるものとみられます。
死傷者はいないということです。

現場近くに住むリディアさん(78)は「とても大きな音がして怖かった。ガスが爆発したと思った」と振り返りました。

また、オリガさん(75)は「モスクワ中心部で起きたのは嫌な気分だ」と答えました。
今回被害を受けた集合住宅は2023年8月にドローン攻撃があった高層ビルが並ぶビジネス街「モスクワ・シティ」から直線距離で約1キロの場所です。
在ロシア日本大使館は在留邦人に注意を呼びかけました。