神奈川・川崎市の住宅街で、深夜に男が他人の自転車を持ち去る様子が防犯カメラに映っていた。盗まれたのは、翌日に高校受験を控えた被害者の息子の自転車で、まだ買ったばかりだった。被害者は犯人が終電後の移動目的に盗んだと推測している。
深夜に堂々と自転車を持ち去る男
神奈川・川崎市の住宅街で10日午前1時頃、カメラが捉えたのは、ロングコートのポケットに両手を入れた男だ。

玄関前で立ち止まると、止められた自転車をジーッと見つめている。再び別角度のカメラに姿を現すと、またもや自転車をジーッと見つめる。すると、迷わずに手をかけ、自転車の向きを変えると、まるで自分のモノのように自転車を押して去って行った。
被害者は「怒りはやっぱりありますね。だって半年しか乗ってないし、買ったばかりの自転車を(盗まれた)」と話す。

被害者が盗まれたのは、買ったばかりの自転車だ。今度高校生になるという息子のもので、たまたまカギをかけずに置いてしまったという。しかも盗まれたのは、息子の受験日の前日のことだ。
盗まれたのは息子の受験前日
被害者は「息子は下を向いて『ごめんなさい』としか言ってないですね。怒りっていうか、しょぼくれている感じです」と話す。

被害者によると、自転車を盗んだ人物は若い男だという。
被害者は自転車が盗まれた理由について「(最寄り駅の)終電が0時30何分なんですね。終電で降りたら足がなくて、自転車を探したと自分は思っている」と推測している。
被害者は被害届を提出し、警察が捜査を進めている。
(「イット!」3月14日放送より)
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