「ALS」の患者を本人の依頼で殺害した罪などに問われた元医師の控訴審で、大阪高裁は控訴を棄却した。

元医師の山本直樹被告(47)は、医師の大久保愉一被告(46)と共謀し、「ALS」患者の林優里さん(当時51)から依頼を受け、薬物を投与して殺害した嘱託殺人の罪などに問われ無罪を主張している。

京都地裁は「犯行時、見張りの役割にとどまるとはいえ、重要な役割を果たした」として懲役2年6カ月の実刑判決としたが、山本被告は控訴していた。

控訴審で大阪高裁は「山本被告は大久保被告から被害者の自宅への同行を求められた際、殺害を察知している」と指摘。控訴を棄却した。
(「イット!」3月13日放送より)
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