東北新幹線で起きた走行中に車両の連結部分が外れ緊急停止するトラブルについて、JR東日本が会見で謝罪し、原因が判明するまで連結運転はすべて取りやめることを発表しました。

6日、東北新幹線下りのはやぶさ・こまち21号は、上野駅を出発してまもなく、走行中に車両の連結部分が外れ車両が分離し緊急停車しました。

この影響で、東北・上越・北陸などの新幹線は一時運転を見合わせ、約3時間後に運転を再開しましたが129本が運休し、約15万2800人に影響が出ました。

JR東日本の会見(6日):
この度は誠に申し訳ありませんでした。

JR東日本の会見(6日):
原因を調査して判明次第、必要な対策が完了するまでの間は併結運転をすべて取りやめることといたしました。

東北新幹線は2024年9月にも、約315キロで走行中の車両の連結が分離する同様のトラブルが起きています。

JR東日本はトラブルの原因が判明し、必要な対策が完了するまでの間、新幹線を連結させた運転を全て取りやめると発表しました。

また、連結が分離した原因をめぐっては、こまち側の電気系統に何らかの不具合があったとみられていて、JR東日本や国の運輸安全委員会が原因究明を進める予定です。
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(23枚)