カンボジアからの人材受け入れやカンボジア市場への販路開拓などを目的にした日本の市町村で初めてのセミナーが2月20日、浅口市で開かれました。

このセミナーは、2024年4月、浅口市の栗山市長がカンボジアを訪問し、人材の受け入れや市内の特産品の販路開拓などについて協議したことをきっかけに実現したもので、33の企業や団体から45人が参加しました。

セミナーでは大使館の職員がカンボジアの技能実習生の教育の現状や海外への送り出し制度、カンボジア市場の将来性などについて説明し、参加者は熱心に耳を傾けていました。

(カンボジア大使館 トゥイ・リー特命全権大使)
「これまでの関係を強化しながら特に政治・経済、国と国、人と人との関係をもっと深めたい」

(浅口市 栗山康彦市長)
「人材派遣してもらう代わりに特産品をどんどんPRしていこうと思っている。お互いがウインウインの関係になれるようなことを目指している」

日本の市町村とカンボジア政府がこうしたセミナーを開催するのは初めてで、浅口市は、今後カンボジアとの連携を積極的に支援していくことにしています。

岡山放送
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