アメリカ・アイダホ州の高速道路で13日、多重玉突き事故に巻き込まれて動けなくなった多数の車がカメラに捉えられた。原因は、吹雪で視界が白く包まれる“ホワイトアウト”。アメリカ各地で冬の嵐が襲来し、オレゴン州では約30台が絡む玉突き事故も発生した。
ホワイトアウトで“多重玉突き事故”発生
アメリカ・アイダホ州の北西部を東西に結ぶ高速道路で13日に撮影されたのは、雪の中で何十台もの車が動けなくなっている様子だ。
反対車線を走る車に乗る人は「オー…マイガー」と声を上げ、同乗者も「35台ぐらい巻き込まれているぞ!」と話す。

現場では道路の真ん中で横向きになっている車やフロント部分が大破しボンネットが開いてしまっているトラックなど、何十台もの車が連なって“立ち往生”していた。

その理由は、吹雪で視界が白く包まれる“ホワイトアウト”だった。そして、路面の凍結が同時に発生したことによって起きた“多重玉突き事故”だった。
“冬の嵐”アメリカ各地事故多発
当時、アメリカ各地では“冬の嵐”が襲来し、大きな被害が続出していた。

アメリカ西部のオレゴン州では、約30台の車両が玉突き事故などに巻き込まれ、そのうち車1台が炎上。消防車が出動する事態となった。
警察などによると、車に閉じ込められる人やけが人が出ているというものの、死者は出ていないという。
(「イット!」 2月18日放送より)
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