歌舞伎町で女子中学生に性的暴行を加えた罪に問われている元衆議院議員に、執行猶予付きの判決が言い渡された。

元衆議院議員の椎木 保被告は去年8月、新宿・歌舞伎町のカラオケ店で、当時12歳の少女に性的暴行を加えた罪に問われている。

東京地裁は判決で、「椎木被告は性的欲求を満たすために犯行に及んだ。被害者は12歳と年少であり、性的判断能力の未熟さに乗じた卑劣で悪質な犯行」と指摘し、懲役3年、執行猶予5年を言い渡した。

椎木被告はこれまでの裁判で、「弱みにつけ込んで、性交できるという考えはあった」などと述べていた。