アメリカから覚せい剤300キロ以上を重機に隠して密輸した疑いで、カナダ人の男が逮捕された。

神奈川県に住むカナダ人のヤング・ヴィンス・ヤット・サム容疑者は、おととし、覚せい剤321キログラム、末端価格で211億あまりを船でアメリカから密輸した疑いがもたれている。

建築関係の会社を経営していたヤング容疑者は、金属などを加工する際に使う「フライス盤」と呼ばれる重機に覚せい剤を隠していたという。
海外でも「フライス盤」を使った密輸事件が相次いでいて、警視庁は、背後に国際的な密輸組織があるとみている。