イギリスで12月、飲酒運転の車が別の車と正面衝突する事故の様子がカメラにとらえられていた。
さらに1月にも、飲酒運転中のドライバーが駐車場で危険な運転をしていた様子が撮影された。
その後、パトカーがすぐに駆けつけ、ドライバーは逮捕された。
飲酒運転の車が他の車と“正面衝突”
イギリスで2024年12月に撮影されたのは、飲酒運転の車が別の車と正面衝突する瞬間だ。

車を運転していたのは31歳の女性で、吐いた息のアルコール濃度は基準値の倍以上だったという。無謀な運転の結末は他人を巻き込んでの事故となった。
飲酒運転のドライバー逮捕の瞬間
危険な飲酒運転は、同じイギリスで5日にも確認されていた。
その車が現れたのは、駐車場だ。

白い車がバックしたかと思うと、グルグルと回転。
さらには別の車とあわや衝突という瞬間も見られた。
しかし、その“悪事は”見られていた。
白い車が道路に出た直後、パトカーが駆けつけたのだ。
パトカーは、白い車のすぐ側にピタリと駐車すると、警察官がドライバーに車を降りるように指示した。

この車を運転していたのは、39歳の男性だった。
「あなたの違反行為が、監視カメラにバッチリ映っていましたよ。ドーナツがね。ドーナツを作ってましたね」と指摘する警察官に対し、ドライバーは、「ああ…そうだね」と飲酒運転をあっさりと認めた。
すかさず警察官が、「どれくらい飲んだんですか?」と問いただすと、「ビール3杯…」と答えるドライバー。

実際にアルコール検査をすると、基準値の倍以上の値が検出された。
さらには免許が期限切れだったこともわかり、ドライバーは逮捕された。
車には飲酒運転を止めなかった同乗者が
しかし、問題はまだ残っていた。
車には、同乗者が2人乗っていたのだ。
飲酒運転を止めなかった同乗者の結末はーー。
「もう行っていいですよ」と話す警察官に対し、同乗者は戸惑いながら「ど…どうやって帰れば?」と聞き返す。

しかし、警察官には「運転できないですか?…歩くしかないですね」と冷たく言い放たれてしまう。
「マジで?遠すぎですよ…」と文句を言う同乗者に、警察官は「あそこにホテルがありますよ」と宿について教えた。

同乗者は「そんなお金ないです」と反論したが、警察官に「子どもじゃないんだから。列車に乗りなさい」と諭されていた。
“飲んだら乗るな”、“乗せてもらうなら、飲ませるな”。大人の常識は、世界共通のようだ。
(「イット!」 1月22日放送より)