小学生10人に性的暴行を加えた罪などに問われている男の裁判員裁判が始まり、男は、起訴内容を認めた。
柳本智也被告(28)は、2016年から2022年にかけて、大阪府内の集合住宅の一室で、小学生の女の子、合わせて10人に性的暴行を加えるなど複数の罪に問われている。
■「1人で留守番しているところ犯行に及んだ」と検察側指摘
初公判で柳本被告は、9年前、女の子1人に性的暴行を加えけがをさせた罪などについて「間違いありません」と起訴内容を認め、被害者に謝罪した。
検察側は「1カ月半前から被害者や家族の行動を確認し、1人で留守番しているところ犯行に及んだ」と指摘。
■「被告人は重い罰を受ける思いで裁判に臨んでいる」と弁護側
弁護側は「被告人は重い罰を受ける思いで裁判に臨んでいる」と述べた。

15日も別の起訴内容について冒頭陳述が行われる。
判決は2月18日に言い渡される予定だ。
(関西テレビ 2025年1月14日)