中央アメリカ・グアテマラで22日、高さ70メートルの橋の上からサンタクロース姿の男がロープで降下し、子どもたちにプレゼントを手渡した。
正体は78歳の地元消防士で、27年間、低所得世帯の子どもたちへプレゼントを届けてきたという。
70メートルの橋の上から降りるサンタ
22日、中央アメリカのグアテマラでカメラがとらえたのは、けたたましいサイレンが響く中、ロープで下降する赤い服の人物だ。

その眼下には、大勢の子どもの姿があった。
子どもが思わず駆け出す正体は、赤い帽子に白いヒゲ。
子どもたちに夢とプレゼントを届けるみんなの人気者「サンタクロース」だ。
子どもを抱いた母親は「サンタさんありがとう!この子を抱きしめて!」と興奮気味だ。

しかも、ただのサンタクロースではなかった。
ロープで降り始めた場所は、高さ70メートルの橋の上だった。
地元の78歳消防士が“サンタ”に
この足がすくむような高さから、サンタクロースは手を振りながら、笑顔でさっそうと降下した。

それもそのはず、サンタクロースに扮(ふん)していたのは、地元の消防士・チャコンさん。
しかも、御年78歳だ。
地元の低所得世帯の子どもたちに向けて、27年間プレゼントを届けてきたという。
消防サンタのチャコンさんは、「私はすべての子どもたちがクリスマスにおもちゃがもらえるようにしたいんです」と話している。
(「イット!」12月24日放送より)
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