千葉県で、柔道教室塾長の男が11歳の教え子の首を絞めた疑いで再逮捕された。
以前にも、しょうゆを無理やり飲ませるなど、複数の暴行が映像で確認され、子どもを苦しめながら笑う、異常な指導態度が明るみになっていた。
男は、容疑を一部否認している。
教え子への暴行で逮捕の男
千葉県で2024年5月に撮影されたのは、柔道の合宿でがっちりと教え子の首を固める男。

苦しそうな表情を浮かべ、今にも泣き出しそうな子どもとは対照的に、笑っているように見える。

柔道教室の塾長・石野勇太容疑者(32)が16日、5月に11歳の教え子の首を絞めた暴行の疑いで逮捕された。
石野容疑者の逮捕は、これで2度目。
最初の逮捕も教え子への暴行だった。

教え子の口に無理やり、しょうゆを流し込む石野容疑者。
もはや柔道とはまったく関係なかった。
そしてこの時も、苦しむ教え子の顔を見て、笑顔を浮かべていた。
柔道教室の内情を知る保護者によると、指導の際にも不気味なまでの笑顔を見せていたという。
武道塾の内情を知る保護者は「子どもが泣きながらなんですけど、笑いながら背負い投げしていた。(教え子を)泣かせることが生きがいじゃないですけど、『痛いだろ!ハハハ!』みたいな」と話す。
「余罪はたくさんあるんじゃ」
笑っていたかと思えば、突然怒り出すこともあったという石野容疑者。

武道塾の内情を知る保護者は、「いつか捕まるんじゃないかなっては思ってたのが現実になったし、まだ余罪はたくさんあるんじゃないのかなって…」と話している。
調べに対し、石野勇太容疑者は「自分は腕を首に回しただけだと思っていた」と、容疑を一部否認している。
(「イット!」12月17日放送より)
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