闇バイトを巡り指示役とトラブルになった男性を暴行し、監禁した罪などに問われた男2人が、初公判で起訴内容を認めました。

饗庭元被告(21)と佐藤拳太被告(25)は2024年8月、さいたま市の公園で男性(30代)を暴行して車で連れ回して監禁し、現金を脅し取ろうとした罪に問われ、初公判で起訴内容を認めました。

検察側は「2人は闇バイトに応募し、『アカニシ』や『ゴッサム』を名乗る指示役から指示された」「指示役は被害男性が他の組織でも闇バイトを行おうとした責任として金銭を脅し取ろうとした」と明らかにしました。
その上で「実行役として犯行に必要不可欠かつ重要な役割を果たした」と指摘し、饗庭被告に懲役3年6カ月、佐藤被告に懲役3年を求刑しました。

饗庭被告は被告人質問で「住所や氏名を指示役に知られ、怖くて抜け出せなかった」などと話しました。
判決は23日に言い渡されます。
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