パリオリンピックで金メダルを獲得したレスリングの樋口黎選手が、小学校で特別授業を行いました。「夢に向かって挑戦し続けて」と子どもたちにエールを送りました。

力強い両足タックルに「飛行機投げ」。佐久市の望月小学校を訪れたのはレスリングの樋口黎選手。8月のパリオリンピック・フリースタイル57キロ級で見事、金メダルを獲得しました。

12月6日は大学のレスリング部の同期で2024佐賀国スポ・グレコローマン97キロ級で準優勝した望月小の講師・塩川貫太さんの依頼で講演しました。

樋口黎選手の講演:
「自分の夢や目標を達成できるかどうかは自分自身でしかない」

「夢をあきらめない」をテーマに、東京オリンピックで代表入りを逃した悔しさをバネに金メダルを掴んだ経験を語りかけました。

樋口黎選手の講演:
「常に何かに挑戦し続けて、自分の目標をたてて、夢をもって何かにチャレンジし続けることこそが美しいと思うし、素晴らしい人生だと思うので」

塩川さんを相手にタックルや投げ技も披露し、さらにタックルの代わりに相手の膝に触るゲームも。

6年生:
「テレビで見るより迫力があって、技もきれいだった」

6年生:
「(樋口選手とレスリング体験は)なかなかない体験だったので、新鮮な気持ちでできた。うまくいかなかったときに、落ち込んで諦めることが多かったけど、あきらめず頑張りたい」

樋口黎選手:
「自分の好きなことや楽しいと思えることを目標や夢にして、自分の勉強ややらなければいけないことも頑張ってもらえればうれしいですし、テレビや生でレスリングを観戦してもらえればうれしい」

長野放送
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