中国の食品展示会の店舗で、カメラを持った男性が複数の従業員に袋叩きにされる様子がモクゲキされた。当時、ニセモノ商品の撲滅を訴えるインフルエンサーが依頼を受け、店に突撃撮影しており、同店の従業員と大騒動になった。その後カメラマンは病院に搬送された。
インフルエンサーと店員の大騒動
中国・福建省で18日に撮影されたのは、「動画を撮って!」と言われたカメラマンが大勢に囲まれ袋叩きにあう瞬間だ。
それはとある店で開かれた、食品の展示会でのことだった。輸入品を販売するブースでは、大声が飛び交っていた。
この記事の画像(11枚)従業員の女性が、「何を撮ってるの!あんたたち最低!」と怒鳴っていた。しかし、怒鳴られていた男性も、「こんなインチキな商売をしてるなんて…」と強い語尾で言い返す。
地元メディアなどによると、口論していたのは店の従業員と、ニセモノ商品の撲滅を訴えるインフルエンサーだった。
自分のフォロワーから「この店でニセの粉ミルクを買わされた。やっつけて欲しい」との依頼を受けて店に駆けつけたのだった。
インフルエンサーの男性は、「出るとこ出ようよ!」と挑発したが、従業員の女性も負けじと「恐喝してるの?金が欲しいだけでしょ!」と応酬する。
集団で袋叩き…病院送りに
この店の商品が本物かニセモノかは明らかにされていないが、インフルエンサーはカメラマンの男性に、「110番して。そのシーンも動画撮っておいて!」と警察に通報するよう指示した。
その時、その場にいた従業員たちが一斉に駆けつけ、カメラマンの男性を襲い始める。カメラマンは袋叩きにされ、そしてついに泣き出しノックアウトされてしまった。
その後、カメラマンは駆けつけた警察官に助けられて病院に搬送。被害届を出したという。
(「イット!」 11月29日放送より)
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