気になる冬場の電気代…。節電志向が続く中、この冬注目の家電に共通するキーワードは「パーソナル」。自分の周りだけを効率的に暖めるパーソナル暖房が人気だ。小さくてもパワフルな最新あったか家電を一挙紹介！
充電1回で約40℃を3～4時間キープ
最新のトレンドが集まる広島市南区の「エディオン蔦屋家電」。売り場には機能的な「あったか家電」が出そろっている。2024年冬、チェックしておきたい家電をエディオン蔦屋家電・岡下祐輔さんに紹介してもらった。
注目は節電に効果的なパーソナル暖房。中でもここ数年、特に人気を集めるのが「充電式カイロ」だ。
充電式カイロをまだ使ったことがないというテレビ新広島の中西敦子アナウンサーが初体験。
中西アナ：
充電式カイロって、本当にあったかいんですか？
岡下さん：
結構あったまるんですよ。今、電源を入れました。
中西アナ：
え！もうあったかいんですけど。こんなに早いんですか？
手の中にすっぽり収まる、丸みをおびた形状の充電式カイロ。触り心地が良く、デザイン性も高い。電源を入れたばかりのカイロを手渡された中西アナはその温かさに驚いた。
岡下さん：
結構、立ち上がりが早くて。40℃ぐらいをキープしています。職場で充電が切れてしまったら、その場で充電することもできます。
中西アナ：
サラッとした質感ですごく手にフィットして、いいですね。カイロの概念がちょっと変わりました。
充電式カイロは1回の充電で約40℃を3～4時間、維持できるという。
人を感知して自動でオンオフ
続いて紹介するパーソナル暖房は小型の「人感ミニセラミックファンヒーター」。
岡下さん：
小さくて軽いですが、見かけによらず強力。足元であったり、トイレ、脱衣所とか。それこそ自分用のあったか家電ですね。
幅約14センチ、高さ約25センチとコンパクトだが、小さくても優秀。重さ約1キロで持ち運びにも便利だ。試しに電源オン。中西アナがヒーターに手をかざした。
中西アナ：
しっかり暖かい風が出てきますね。見た目以上の威力です。下の丸い部分は何ですか？
岡下さん：
これはセンサーで、人がいなくなったら自動で切れるようになっています。
人が近づくと自動でオン、離れるとオフになる人感センサー付き。省スペースで省エネ暖房はトイレや洗面所、寝室、デスクまわりに最適だ。
コードレスの“着る電気毛布”
次は「着る暖房」に注目。岡下さんの隣には、毛布に包まれた中西アナの姿が…。
中西アナ：
ほんとにあったかくてポカポカです。でも、これ家電なんですか？
岡下さん：
着る電気毛布ですね。実は、中にヒーターが入っています。
胸とお腹の周辺に3枚のヒーターが内蔵されいて、別売りのモバイルバッテリーを使えば着たまま動けるコードレスに。
中西アナ：
軽くてコードレスで動きやすいから、洗い物をする時に着たり、家事をしながら温まれますね。
岡下さん：
手洗いOKなので、汚れても自宅で洗うことができます。敷いたり、掛けたりといろいろなことに使えますよ。
節電の極み？温めるのは「耳穴」だけ
ここまで節電につながるパーソナル暖房を紹介してきたが、最後のキーワードは「ぬくもり×リラクゼーション」。耳の中から体全体を温めるという超小型家電がある。
中西アナ：これ何ですか？イヤホン？
岡下さん：
イヤホンに見えて、つけてもらったらすごくわかりやすいんですけれども。
両耳に装着し、中西アナは大きく目を見開いた。
中西アナ：
うわー、あったかい！すごく優しい温かさで、耳の周りがじんわり温まってほぐれていくような感じです。
岡下さん：
これで体全体が少しずつ温まってきます。
中西アナ：
全体が？全体が何ですか？ちょっと音が遮断されて…
どうやら声が聞き取りにくいみたい。それもそのはず、中西アナが装着したのはイヤホンではなく「耳せんウォーマー」。音を遮断するノイズキャンセリングが付いている。さまざまな神経が集まる耳甲介腔をじんわり温め、就寝時には安眠をもたらしてくれそうだ。
この冬、“節電しながら温まる”自分だけのパーソナル暖房を見つけてみよう。
【参考】
〇エレス 充電式カイロ イーカイロカレ 2,970円
〇エディオン×ニトリ 人感ミニセラミックファンヒーター 3,990円
〇YAMAZEN どこでも着る電気毛布 1万1,880円
〇ドクターエア 耳せんウォーマー イヤラボ 9,900円
（テレビ新広島）
