民泊で共同生活をしている5人組の男女が、知人から現金をだまし取った疑いで逮捕された。
取材からは5人組の奇妙な暮らしぶりが見えてきた。
【動画】男1人と女4人の奇妙な共同生活 9.5畳民泊が拠点 知人から現金だまし取った疑いで逮捕

-Q.詐欺をしていたのは事実でしょうか?悪いことをしている自覚はありましたか?
長野直樹容疑者(47):…
-Q.詐欺行為を働いていたのは事実でしょうか?
小島愛子容疑者(40):…
■男女5人で共同生活 役割分担し金をだまし取ったか

16日、詐欺の疑いで逮捕された1人の男と4人の女。
住居不定・無職の長野直樹容疑者(47)ら5人は、おととし10月から11月にかけて、大阪府に住む20代女性から、およそ210万円をだまし取った疑いが持たれている。
警察によると、長野容疑者らは知人の20代女性をこう言って呼び出したという。
石井加奈子容疑者(42):交通事故を起こして、相手に支払う賠償金が足りない。2カ月ほどで返すので80万円を貸してほしい。
女性が現れると、5人は弁護士や事故の関係者などを装って、6回にわたって金をだまし取ったとみられている。

5人のうち、長野直樹容疑者と長野えみ容疑者は夫婦。残る3人は妻・えみ容疑者と中学の同級生などだったということだが、5人はある場所で生活を共にしていた。
記者リポート:長野容疑者が犯行拠点として使っていたのがこちらの民泊です。近くには大阪のシンボル『通天閣』があり、外国人が多く訪れる地域です。

5人が共同生活をしていたのはダブルベッド2台にソファーベッドが1台が備え付けられている9.5畳の部屋。およそ5カ月間にわたってここで寝食をともにしていたとみられています。
■5人の関係性は?

なぜ5人は民泊で共同生活をしていたのだろうか?
-Q.5人の関係性を教えてください。なんで5人で暮らしていたんでしょう?
長野直樹容疑者:…
記者の問いかけには応じなかった。
妻のえみ容疑者は、容疑を否認しているが、残りの4人は「間違いありません」などと概ね容疑を認めている。
警察は余罪が複数あるとみて捜査しています。
(関西テレビ「newsランナー」 2024年10月16日放送)