3連休、爽やかな秋風が吹く中「芋煮会」を楽しむグループたちを取材した。それぞれが丹精込めて作った芋煮をみんなで囲む山形の秋の風物詩。県民の“芋煮愛”に他県の人からは驚きの声も上がった。

秋風感じながらみんなで鍋を囲む

山形市の馬見ヶ崎川河川敷では9月23日、雨の影響か少ないながらも、秋の風物詩・芋煮会を楽しむグループがいた。

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23日の山形市の最高気温は23.5度。「寒くもないのですごく心地いい。芋煮もおいしい。外でみんなで鍋を囲む、山形に触れられてうれしい」と熱々の芋煮をほおばって秋の訪れを感じた。

「朝起きて雨かなと思ったが何とかもって良かった」「みんなが丹精込めて作ったので、和気あいあいとしながらおいしい」とにこやかな表情を見せた。

山形県民の“芋煮愛”に驚き

山形市にある居酒屋の常連客だというグループもいた。

話を聞くと、「きのうみんなで飲んでいて、1人が『外で芋煮会をやったことがない』と言うので、『じゃあやる?』となり、夜9時ごろに決まった」という。

急遽、材料や鍋、薪を持ち寄って昼前には5人が集まった。芋煮会が初めてという男性は、昨夜から半日も経たずに仲間が集まる、県民の“芋煮愛”に驚いていた。

愛知県出身の男性:
まさかやると思っていなかったので。自分の出身地では自然の中で鍋を囲むことはないので、それもおいしくさせているのかな。

一気に秋めいてきた県内。次の週末も予想最高気温は25度前後で“芋煮会日和”となりそうだ。

(さくらんぼテレビ)

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