秋篠宮家の長男・悠仁さまは6日、18歳の誕生日を迎え、成年皇族となられました。

筑波大学附属高校3年生の悠仁さまは皇位継承順位が2位で、民法改正により18歳で成年を迎えた初めての皇族です。

節目にあたり、悠仁さまは宮内庁を通じて、「もう成年なのかと思うと、時が経つのは早いと実感しています」と文書で感想を寄せられました。

悠仁さまは昆虫や植物を取り巻く環境など「自然誌」について学べる大学への進学を目指し、学業中心の生活を送っていて、「進路実現に向けて努めつつ、学校行事を含め、残り少ない高校生活を大切にしたいと思います」と文書につづられました。

小学生の頃から専門家が使う大きな網でトンボの調査を続けられる悠仁さまは、この夏には昆虫学に関する国際会議に研究者として初めて参加し、成長と共に、生命や社会の多様性などに関心の幅を広げられています。

長年交流がある玉川大学・学術研究所の小野正人所長は、「人に、国民に寄り添ったお考えが、トンボの研究からつながっていくと感じるところがあるんです」と話しました。
成年式や公務への出席は、2025年3月の高校卒業以降となります。
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