猛暑や台風の影響で、色々な食材が値上がりしている。何がいくら値上がりしているのか、都内の商店街を取材した。
トマト、じゃがいも…多くに野菜が例年より値上がり
夏の猛暑から一転、過ごしやすい気温となった3日。砂町銀座商店街には秋の足音が訪れていた。“食欲の秋”到来だが、取材で見えたのは価格高騰の波。

ーーうなぎって今年どうですか?
ウナクリ5店員:
今までで一番高い!2000円ぐらいで売っていた物が、2400円ぐらいになっている。
こちらの青果店では、野菜の価格が軒並み上がっていると言う。

福田青果店員:
野菜がねー 何でも高い!正直言って。大根もね、北海道からくるけど1本250円もする。いままでは200円ぐらいだった。キャベツだってそうだし。
先ほど発表された農林水産省の野菜価格の動向調査によると、例年に比べトマトが38%、じゃがいもが34%、キュウリが33%と、家庭の食卓にかかせない野菜が値上がりしている事が分かった。
暑さがやわらいでるので、おでんの店にも人が集まっていた。
しかしおでんにも値上げの波が来ていた。

店主:
きょうボール類を値上げして、これが8個で110円が120円になった。(材料が)高くて、値上げはあまりしてなかったけど、そろそろ値上げするかって値上げした。
そして秋の代表的な味覚、“秋サケ”は来遊量が過去最少の予測で高値が続く見通し。
一方、“値下がり”していたのがシャインマスカットだ。

ーーシャインマスカットが安いと聞いたが?
福田青果店員:
やっと安くなったの、1000円だから。高い時だと1600円だった。
さらに、脂がのった今が旬の“さんま”も水揚げ量増加により、価格は低下傾向だという。
(「イット!」 9月3日放送より)