高知に凱旋した、パリオリンピック・レスリング金メダリストの桜井つぐみ選手と清岡幸大郎選手。桜井選手は地元・香南市を訪問。一方、清岡選手は墓前で亡き父に金メダル獲得を報告した。

「1番最高の景色を一緒に共有できた」

桜井つぐみ選手は22日午後、生まれ育った香南市を訪れ濱田豪太市長らの歓迎を受けた。
「家に帰ってきたなという感じで、見慣れた香南市の風景が私は大好きなので本当に落ち着く」と話す桜井選手。行きたい場所については「いつも行っている居酒屋さん。すごく応援してくれているので」と答えた。

桜井選手は母校である野市小学校の児童クラブの子供たちが書いた、お祝いのメッセージカードを受け取りうれしそうに眺めていた。香南市は9月29日、桜井選手の祝賀パレードと香南市民栄誉賞の贈呈式を行う予定。

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一方、2022年に父・義雅さんを病気で亡くした清岡選手は、息子の雄姿を見ることができなかった亡き父へ墓前で金メダルを報告した。

亡き父への思いを語る清岡選手:
亡き父への思いを語る清岡選手:

清岡選手:直接、首にかけてあげたかったなというのはありますし、それができなかったのは残念なことなんですけど、でも絶対一緒にフランスの地で1番近くで見守ってくれてたと思います。世界で1番最高の景色を一緒に共有できたと思うので。すごかったでしょって

(高知さんさんテレビ)

高知さんさんテレビ
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