トルコで6月、車の多い大通りを牛が爆走していく姿がカメラにとらえられた。
牛は700kgの巨体で、飼い主の制止を振り切り、“猪突猛進”で20kmを移動していたという。
最終的に駐車場に追い込み、鎮静剤を打たれ確保した。
大型車両並みの“牛”が爆走
トルコ・イスタンブールで6月、車の多い大通りに現れたのは、わが物顔で道路を爆走する牛だ。

牛はクラクションもなんのその、車を気にすることなく、700kgの巨体を揺らしながら、 “車線を変更”して道路を全力で走っていく。
待ち伏せする飼い主は、道路の中央で両手を広げ、牛を止める作戦を試みる。
迫る牛に「あー、来るぞ!」と叫び、待ち構える。
しかし次の瞬間、牛は2人の制止を振り切り、さらに加速していってしまった。

その後、最終的に牛を役所の駐車場へ迷い込み、「おいで、おいで、ほら、おいで。大丈夫だよ、大丈夫」と声をかけながら、誘導することに成功。
そして獣医師によって鎮静剤を打たれ、ようやく「御用」となった。
“牛の逃走劇”走り回った距離は…
街のいたるところで繰り広げられた牛の逃走劇。
どれだけの距離を走っていたか調べてみると、逃げ出した市場から隣町へ、総距離なんと20kmだった。

実はこの牛、イスラムのお祭りで“ささげ物”として使われるオス牛だったという。
よほど嫌だったのか、隣町を巻き込み、交通は大混乱となった。
(「イット!」 7月30日放送より)
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