韓国の大きな道路で車が行き交う中、ビニールシートが走行中の車を襲った。ビニールシートは約15秒間、車のフロントガラスに張り付き視界を遮ったという。ドライバーは中央分離帯を見ながら間隔を取り車線を維持し、大事には至らなかった。
走行中の車を襲った飛来物
韓国の車が行き交う大きな道路で、前から突然白いビニールシートが飛来し、走行中の車の視界を奪う瞬間をカメラが捉えた。

ビニールシートは、そのままフロントガラスにピタリと張り付き、視界が半分になり非常に危険な状態だ。慌てたドライバーは、ワイパーで剥がそうとする。

ところが、ワイパーを動かすとシートが横いっぱいに広がり、目の前が完全に覆われてしまった。作戦が裏目に出て、絶体絶命のピンチだ。

しかし、次の瞬間!剥がれたのです。その後もしぶとく車にまとわりついていたビニールシートだったが、剥がれた。
突然の“強制目隠し運転”は、約15秒間というわずかな時間だったが、一瞬でも操作を間違えれば大事故につながっていた。

どうやってピンチを切り抜けたのかドライバーに尋ねると、「中央分離帯を見ながら間隔をとり、車線を維持することができた」と答えている。
もし遭遇したら「慎重に停車を」
フロントガラスへの飛来物は、日本でも遭遇する可能性がある。もし自分の身に振りかかってきた場合、どのように対応すればよいのか。

NEXCO東日本は対処方法について、「ハザードランプを付け、バックミラーなどで周囲の安全を確認しながら、ゆっくりと路肩に停車してほしい。その後、110番通報や非常電話等で通報してください」と説明している。
(「イット!」 7月25日放送より)
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