4年に1度のスポーツの祭典・オリンピックの開幕まで2週間をきった。
このパリ大会から唯一追加される新競技が「ブレイキン」。
実は大分県内でも盛んだという、ダンススポーツの魅力に迫る。
パリ五輪にはメダルが期待される半井重幸選手など出場予定
繰り出されるアクロバティックな技の数々。
DJが流す音楽に乗り1対1でダンスを踊り合うオリンピックの新競技「ブレイキン」。
踊りの独創性や技の正確さ即興の音楽にあっているかなどを競い、日本からは数々の世界大会で優勝しているShigekixこと半井重幸選手など4選手が出場予定でメダルが期待される。

こちらは中津市などを拠点に活動するブレイキンのスクール「CLASSICS」。
インストラクターの徳岡亮介さんに楽しみ方を聞いた。
「ブレイキンはダンスの中でも踊り方のスタイルがかなり多い千差万別というか、好きな踊り方の選手を見つけてもらえると楽しんで見ることができる」ということ。

床に背を付け両足を回転させる「ウインドミル」。
手に重心を乗せ足を旋回させる「トーマスフレア」など、さまざまな技があるという。
大分県はブレイキンの盛んな地域
「全国的に見ても競技人口が多い方。今後かなり成長が楽しみな子たちも多いので優秀な県だと思う」と話す徳岡さん。全国的にも大分はブレイキンの盛んな地域だという。
こちらのスクールにも3歳児から大人まで約200人が所属している。その中には、2024年全国で1位になったスーパーキッズが。

mimiさんこと、徳永美心さん小学6年生。
mimiさんは小学2年生のころに友だちに誘われてブレイキンを始めた。
「たくさん音楽を聴いて踊れることと、すごいことをしてみんながワーとか言ってくれることが嬉しいし、楽しい」とブレイキンの魅力について話すmimiさん。
ブレイキンの楽しさに魅了され練習に励んだmimiさん。
2024年3月の全国大会では、見事優勝を果たした。

夢は「オリンピックに出て優勝したい」
mimiさんの持ち味は抜群の柔軟性と天性のセンスを生かした他の選手にはまねできない振り付け。
そして今、新しい目標に向けてブレイキンに取り組んでいる。
「やっぱり大人になったときに自分もオリンピックに出て優勝したい。世界から注目してもらえるような選手になりたい」と夢を語るmimiさん。
パリオリンピックに向けて注目度が高まる「ブレイキン」。
日本選手やmimiさんの踊りが世界を沸かす瞬間が楽しみだ。

(テレビ大分)