6月23日に梅雨入りした山形県内は、24日も雲が多い梅雨空となった。こうした中、山形・天童市では園児たちが体全体をキャンバスにして外遊びを楽しんだ。
体だけではなく顔までカラフルに!
天童市のたかだま幼稚園で行われた「フィンガーボディペインティング」。
家庭ではなかなかできない体験をしてもらおうと、30年前から続く幼稚園の夏の恒例行事だ。
24日は4歳と5歳の園児約60人が挑戦して、絵の具を指で混ぜたり全身に塗ったりして楽しんだ。
用意されたのは肌に優しい専用の絵の具。4色を混ぜ合わせていろいろな色を作った。園児からは「絵の具、色混ぜるの楽しい」「緑。黄色と青を混ぜた」などの声が聞かれた。
時間とともに大胆さが増してきた園児たち。最後は体だけではなく、顔までカラフルに染まっていた。
ーー何にしてくれた?
先生:
お人形です!
水分補給・暑さ指数の確認を徹底
蒸し蒸しとした梅雨空の下でも元気に遊び回る園児たち。一方で心配なのが暑さだ。
子どもの健康を守るため、たかだま幼稚園でも専用の機械を使いながらの熱中症対策は欠かせなくなっている。
たかだま幼稚園・大内美幸先生は「日ごろからの水分補給も保育の中で行っている。暑さ指数も定期的に確認しながら、外に出るとき、プール遊びをするときも、必ずチェックをして記入している」と話した。
気象情報会社ウェザーニューズによると、雲が多くスッキリしない梅雨空は25日も続きそう。
ジメジメ、蒸し蒸しとした暑さになるため、時間帯や地域によって激しい運動を避けるなど、熱中症への注意が必要。
(さくらんぼテレビ)