天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは4月1日、日本赤十字社に入社し、新入社員として抱負を述べられた。
日本赤十字社に入社し、都内の本社に初めて出勤した愛子さまは、ネイビーのスーツ姿で、同期の新入職員とともに社長から辞令を受け取った後、午前10時ごろ、取材に応じられた。
愛子さまは、「先ほど社長より辞令を頂き、温かいお言葉をかけて頂きまして、うれしく思うと同時に、社会人としての一歩を踏み出したのだと、身の引き締まる思いが致しました。両親には『頑張って行ってらっしゃい』という励ましの言葉と共に送り出していただきました。これから社会人としての日々が始まりますが、早く職場になじみ、皆さんのお役に立てますよう頑張って参りたいと思っております」と述べられた。
3月20日に、はかま姿で大学の卒業式に出席し、26日からは1泊2日の日程で初めて単身で地方を訪れ、卒業の節目に伊勢神宮と神武天皇陵を参拝するなど、就職に向けて準備を進められた愛子さま。
配属先はボランティアの育成などを担当する青少年ボランティア課で、きょう早速業務の説明などを受け、社会人としての歩みを始められた。
今後は皇族としての活動と仕事の両立を目指し、常勤の嘱託職員として公務などのない日に勤務される予定。
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