自民党の浜田国対委員長は、3月21日の党代議士会で、出席者の少なさについて怒りを露わにし、一体感を示すよう呼びかけた。
代議士会は通常、午後1時からの衆院本会議の前に行われ、本会議の段取りや採決での賛否などについて説明が行われる。原則は衆院議員全員が出席することになっているが、昼時の多忙な時間でもあり、出席しない議員や入口に顔を出すだけの議員も多く、この日の会議は空席が目立った。
代議士会で発言を求めた浜田氏は「これだけ人数が少ない、このような代議士会で本当にいいのかという思いがある。一体感が求められているわが党において、こういったことを一つずつ積み重ねることが極めて重要だと考える」と欠席者への強い不満を示した。
その上で「今日、ここにお見えの皆さんは結構だが、ここに出ていらっしゃらない方々に伝えていただきたいと思う。我々国対は一生懸命今やっているし、参議院においても今予算委員会が継続している。ぜひ皆さん方のご協力をいただいて、この代議士会において一体感を示していただくことを心からお願いする」と述べ、会場からは大きな拍手が沸いた。