パラ競泳 富田宇宙選手が2大会連続のパラリンピック出場へ
熊本県立済々黌高校出身でパラ競泳の富田宇宙選手が、8月にフランス・パリで開幕するパラリンピック日本代表に内定した。2大会連続での出場だ。

視覚障害のある熊本県立済々黌高校出身の富田宇宙選手は35歳。
3月10日、静岡で開催された大会に出場した。
これはパリ・パラリンピック代表選考を兼ねた大会で、富田選手は100メートル・バタフライS11を1分3秒99でフィニッシュ。

派遣基準記録を突破し、パリ・パラリンピックの日本代表に内定した。
パラリンピックへの出場は2大会連続で、前回の東京大会では銀メダル2つを含む3つのメダルを獲得している。
「最高のパフォーマンスを」

レース後、富田選手は「しっかり結果を出して、メダルを取ったり自己ベストを更新したりして戦う姿勢を皆さんに届けないといけない。あと半年、自分にできることを最大限して最高のパフォーマンスを見せる準備をしたい」と意気込みを語った。
(テレビ熊本)