福島県のこの13年…東日本大震災・原発事故の発生から現在までの復興の歩みを辿る。今回は「除染と中間貯蔵施設」について。
県内各地で行われた除染
原発事故の後、放射線量を下げるために行われてきた除染。
通学路では保護者が。住民が協力し合い、高圧洗浄機による除染作業を行う地域もあった。

そして、自治体による除染。避難区域では国直轄の除染が始まり、大量に出た除染廃棄物がいたるところで仮置きされた。

除染廃棄物を保管
学校の校庭や住宅の敷地内などに仮置きされていた除染廃棄物は、福島県の大熊町・双葉町にまたがる中間貯蔵施設に搬入された。これまでに除染で出た土は、1375万立方メートル。東京ドーム約11杯分が保管されている。(※2023年12月末時点)

福島県外で最終処分
一方、除染廃棄物の行方をめぐっては、いまだ明確な道筋が見えていない。
「中間貯蔵施設」に一時保管された除染廃棄物は「30年以内に福島県外で最終処分」と法律に定められている。

最終処分に向けて、放射能の濃度が基準値以下の除染土を再利用する実証事業が行われるものの、福島県外では住民の反対があり進んでいないのが現状。

搬入開始から約9年。約束の期限まであと21年となった。
(福島テレビ)