7年前、東名高速道路であおり運転の末に家族4人を死傷させた罪に問われた男のやり直しの裁判で、東京高裁も懲役18年の判決を言い渡した。
家族4人乗るワゴン車を停車させ…夫婦死亡、娘2人けが
石橋和歩被告(32)は2017年、神奈川・大井町の東名高速で、あおり運転をくり返し、家族4人が乗るワゴン車を停車させて、後続のトラックの追突事故を招き、夫婦を死亡させ、娘2人にけがをさせた、危険運転致死傷などの罪に問われている。

横浜地裁は2022年のやり直しの裁判で、「あおり運転と被害者の死傷に、因果関係が認められる」として、懲役18年を言い渡した。

石橋被告側はこの判決を不服として控訴したが、東京高裁は26日の判決で控訴を退け、懲役18年の一審判決を支持した。

この事故をめぐっては、横浜地裁が2018年に懲役18年を言い渡したが、東京高裁が「一審の手続きに問題があった」として審理を差し戻している。
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